大阪 光ゴム工業株式会社

ゴム接着・色づけシリコーンゴム等の多品種・小ロット生産

合成ゴムとは

合成ゴムとは

私たちは、ゴムを扱い製品を作る会社ですが、ゴムと言っても種類が非常に多くて奥深いのです。

天然ゴム以外に合成ゴムと言われ、主に石油を原料にしたゴムがあります。その種類は大きく分類しても15種類くらいあります。有名なゴムでは、シリコーンゴム、ウレタンゴム、アクリルゴムなどがあり、少しは、耳にされたことがあるかもしれません。

例えば、シリコーンゴムと言っても市場には100種類以上のシリコーン原料が流通しています。

では、何故合成ゴムにそれほどの種類があるかと言うと、合成ゴムは、自動車産業の発展と共にガソリン、エンジンオイルに耐性があるゴムが求められたり、雨などの水にさらされても劣化しないゴムであったり、乾燥や太陽の紫外線に対しても劣化しないゴム材料であったり、又、タイヤのチューブにおいては、気体(空気)を透過しないゴムが求められます。そうじゃないとすぐに空気が抜けてパンクしますよね。

自動車産業以外の分野においても、ゴルフボールの芯に使用するゴムは、大きく弾むことが求められます。(これによって飛距離は大きく違います。)

食品や医療品に使うゴムは、哺乳ビンの乳首のように口に入れても無害、無臭の性質が求められます。

その上、ゴムの硬さに対する要求もさまざまで、輪ゴムのようにやわらかくて伸びるものからプラスチックのように硬いものまで使用状況によりいろいろあります。

このような理由から本当に多種多様なゴム原料があり、ゴム製品を作るときは、使われる製品の用途や環境を良く調べた上で、ゴム配合設計をすることが非常に大切です。

これが一番難しいのですが…。 私たちもお客様の要望に応えるべく、経験を重ね努力する日々です。

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