大阪 光ゴム工業株式会社

ゴム接着・色づけシリコーンゴム等の多品種・小ロット生産

寒冷使用でのゴム材料の選択

寒冷使用でのゴム材料の選択

ゴム材料は寒帯でも熱帯でも使用されます。 とくに寒冷地で使用する場合は、ゴム材料の選択が大切になります。 ゴム材料の使用下限温度に注意することが重要です。

どんなゴムでもある一定の低温度に達し衝撃を与えるとガラスのように粉々に割れてしまいます。これをゴム業界では「ガラス転移温度」と言います。

一般的に寒さや冷凍環境でもゴム特性が失われないゴムは、シリコーンゴムであったりブタジエンゴムです。

下記に各種ゴムのおおよその使用下限範囲を示します。

天然ゴム              -50度

スチレンブタジエンゴム      -50度

ブチルゴム             -70度

エチレンプロピレンゴム      -70度

ニトリルゴム             -40度

クロロプレンゴム          -70度

ブタジエンゴム           -100度

シリコーンゴム           -110度

材料選びの参考にして下さい。
ですからゴム製品を設計するには、使用条件の詳細を知る事が非常に重要になります。

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